本日のRose Farm Keijiメールマガジン「まいにちわばら」にて、WABARAメンバーズ PLAN Bの新規受付停止を知りました。突然の告知との記載があり、事前の周知ではなかった様子です。※メールマガジンだけでなく、公式サイト内「Journal」にも記載がありました。
「今後は新たなメンバーズの仕組みを考えて」いるとしていますが、ひとつ気になったことがあります。
今後の園芸苗の販売について公式の発表
新たなメンバーズプランでは、より手軽な参加の仕組みを検討している旨の記載ののちに、「わばら園芸苗の販売は新たなメンバーズプランの特典ではなく、WABARAサポーターズや滋賀県守山市のふるさと納税の返礼品としてのみご用意をする予定です。(現段階では一般販売の予定はございません))」との記載がありました。
2021年以降、公式サイトにて年間10万円か5万円の会員登録をして、園芸苗の受注販売を受ける(苗代は別)か、1万円のサポーターとなって1苗を受け取るかしか選択肢がなくなった和ばら。現在はふるさと納税にて返礼品として受け取る方法もありますが、なんにせよ購入するには金がかかるようになった、と即座に思ったのを覚えています。
今後、わばら園芸苗がさらに買いづらくなるようです。買えなくなるわけではありませんし、一企業の販売方針ですから、購入者としては公式のルールの中で購入をしていくだけです。一方で、もともとは和ばらの品種を守っていこうとして決断されたメンバーズ・サポーターへの販売システムへの移行ですが、メルカリなどのネットショップで挿し木苗を中心に販売されている状況は変わりませんでした。むしろ希少性が高まり、今後はさらに高額な取引が行われる可能性もあります。
それでも私は買うだろう、という思い
買いづらいという思いを私がこうしてしたためているのは、和ばらに一定の価値を感じ、今後も園芸苗の購入をしたいという思いがあるからにほかなりません。これまでいつでも、ほぼどこのバラ専門店でも購入することができた和ばらへの思いが、このような記事につながるのだと思います。ふるさと納税やサポーターとしてお金を払って購入する、という売買のプロセスは残されているため、新品種や今育てている品種が万一枯れるようなことがあれば、おそらく私は購入すると思います。
和ばらという品種にそれだけの価値を感じている私自身を認めつつ、変化していく和ばらを取り巻く環境を認めていくことが、私自身には必要なのだなと思いました。
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